いきなり発生する、デリケートゾーンの嫌な臭い・・・

デリケートゾーンが臭い・かゆみは病気の原因

デリケートゾーン(陰部)から漂う臭いに悩みを抱えている女性は多いと思います。
デートや旅行など、外出先で臭いに気付いても、すぐには対処できないのがツライし、ストレスになりますよね。
嫌な臭いと共に、強いかゆみや痛みの症状を感じた経験はありませんか?
こうした症状は、あなたの知らない『病気』が隠されているかもしれません!

その臭い、もしかしたら「すそわきが」かも!?

デリケートゾーンが臭い・かゆみは病気の原因

デリケートゾーンから、玉ねぎのような鼻にツンとくる臭いがする。
これ、『すそわきが』の可能性が非常に高いのです。
そもそも何故、すそわきがになってしまうのでしょうか?

【原因】

すそわきがは「わきが」同様、アポクリン汗腺が直接的な原因です。
アポクリン汗腺は、わきの下・乳首・陰部に分布しています。
汗と一緒に、細菌のエサとなる脂質を分泌するため、すそわきがの臭いとなる細菌の繁殖が活発になってしまうのです。

日本人の10人に1人がわきが体質だと言われています。
すでに「わきが」になっている人は、すそわきがになってしまう確率が高いようです。

すそわきがは、自分でセルフチェックすることができます。

【チェック項目】

①下着に黄色いシミがついている
②アンダーヘアが濃い
③耳垢がねっとり湿っている
④家族にわきがの人がいる

では、それぞれの項目を詳しく解説していきます。

①陰部にあるアポクリン汗腺からは、少し黄ばんだ汗が出てきます。
そのため、下着に黄色いシミがついているという人は、すそわきがの可能性が考えられます。
②すそわきがの臭いは主に、アンダーヘア部分から発生します。
その為、アンダーヘアが濃いと、より強い悪臭を放ってしまうのです。
③耳の中にもアポクリン汗腺があり、汗の排出が活発になっていると、耳垢が湿った状態になります。
耳垢が湿っている約70%以上の人が、すそわきがになっている可能性が考えられます。
④「わきが」は、遺伝することが多く、両親のどちらかが「わきが」になっていれば、すそわきがになってしまう確率は高くなるのです。

以上のチェック項目に一つでも当てはまっている人は、すそわきがになっているかもしれません。

強烈な臭いと、おりものの色に変化があったら性病かも!?

デリケートゾーンが臭い・かゆみは病気の原因

デリケートゾーンから漂う臭いにおいと、おりものに変化がある。
これ、実は『トリコモナス膣炎』という性病に感染している可能性が考えられるのです。

【トリコモナス膣炎の症状】

〇陰部が臭い
〇黄色や緑色の泡だったおりもの
〇陰部がかゆい、炎症を起こしている

トリコモナス膣炎は、〝トリコモナス″という原虫に感染して引き起こる性病です。
主な感染経路は性交渉で、その他にもトイレの便座・大浴場・バスタオルの共有で感染してしまう恐れがあるとして知られています。
約20~50%の人に自覚症状がないのが特徴的で、感染に気付かないまま放置してしまうと、不妊や流産の恐れがあるようです。

臭いと共にかぶれやヨーグルト状の汁が出る人も、病気の可能性が

デリケートゾーンが臭い・かゆみは病気の原因

悪臭と共に、デリケートゾーンがかぶれたり、ヨーグルト状の汁が出てしまう。
これは、『カンジダ膣炎』という病気にかかっている可能性が考えられるのです。

【カンジダ膣炎の症状】

〇陰部が臭い
〇強い痛みを感じる
〇チーズのような、ボロボロとした白いおりものが出る
〇ヨーグルト状の汁が出る

カンジダ膣炎は、カンジダ菌というカビの一種によって引き起こる病気です。
カンジダ菌は、健康な体の人でも常に存在する菌で、性交渉によって感染するケースはありません。
しかし、疲れやストレスが蓄積されると免疫力が低下し、カンジダ菌の繁殖が活発になってしまい、症状が現れるのです。

気になるデリケートゾーンの臭いは病院で解決しよう

デリケートゾーンが臭い・かゆみは病気の原因

臭いにおいがしたり、強い痛みやおりものに変化があったり…
デリケートゾーンってトラブルが多い部位でもありますよね。
少しでも違和感を感じたら、病院で検査・治療を受けましょう。

間違ったケア方法は危険

確かにデリケートゾーントラブルは、自宅でケアすることもできます。
しかし、誤った方法でケアを続けていると、より臭いが強くなったり、場合によっては手術が必要になってしまう危険性もあります。
自分でケアするのではなく、専門家に診てもらうのが一番安心なのです。

デリケートゾーントラブルは基本婦人科or産婦人科で診てもらう

デリケートゾーンが臭い・かゆみは病気の原因

「病院で診てもらうとしても、どこに行けばいいのかな?」

デリケートゾーン周りの問題は、基本的に婦人科or産婦人科に行くのがベストです!

婦人科or産婦人科のメリット

婦人科or産婦人科では、皮膚科よりも専門的な分野であり、恥ずかしくて誰にも相談できない性に関しての悩みを相談することもできます。
診療内容は、まずは問診をして、その後膣洗浄を行ってくれる所が多いそうです。

椅子に座って股を開き、顔が見えないように上半身と下半身の間にカーテンのような仕切りをしてくれます。
とはいっても、男性医師に陰部を見られるのが恥ずかしい!という女性も多いと思います。

そんな時は、事前に電話で「女性の医師に診察してほしい」旨を伝えることも可能なのです。
また、診療後は場合によっては薬を処方してくれることもあります。
婦人科or産婦人科であれば、気になる臭いの正体や原因を早期に解決してくれるし、普段中々聞けないデリケートゾーン周りの正しい知識について学ぶこともできるのです!

しつこいデリケートゾーンの臭いは手術で解消できる!

デリケートゾーンが臭い・かゆみは病気の原因

中々とれないデリケートゾーンの悪臭。
どうしても解消できない場合は、手術で改善することができるのです。

施術内容は
①アポクリン汗腺を除去する
②電流や高周波でアポクリン汗腺を破壊する
という2つの方法があります。

①は、皮膚を数センチほど切開し、粒になっているアポクリン汗腺を専用の器具で切除します。
傷口が小さくすむのがメリットで、非常に高い効果を実感できることができます。
②は、電流又は高周波をアンダーヘアの根元に挿入し、アポクリン汗腺を直接破壊していきます。
①の方法よりも安い価格で治療できるのが、魅力の一つとされています。

しかしこれらの方法にはリスクが付きもの。
アポクリン汗腺が除去しきれなかったり、術後の日常生活に支障があるなどの注意点があります。

こうしたリスクを背負わないためには、まずは日頃から常にデリケートゾーン部分を清潔な状態に保ち、臭い対策を行うことがとても大切なのです。